FC3S/FC3Cのセンターコンソールには、全部で3つのスイッチパネルが用意されています。
①GT-LTDのサンルーフやGT-Xのオートアジャスティングサスペンション、
カブリオレのヘッドレストスピーカー付きのもの
純正品番:FB07-64-451
②GT-RやGT-X等のオートアジャスティングサスペンション無し、
ドアミラー・リモコンスイッチ付きのもの
純正品番:FB03-64-451
③GT等のドアミラー・リモコンスイッチ無しのもの
純正品番:FB01-64-451
以上の3つに分かれており、それぞれ形状が異なっています。
既に、純正部品は生産中止となっているため、
このパネルを3Dプリントにて再現しての製作です。
実際に製作は既に終えており、下記のリンク先にて販売しております。
①RX-7 FC3S/FC3C_センターコンソール・スイッチパネル(FB07-64-451)
②RX-7 FC3S/FC3C_センターコンソール・スイッチパネル(FB03-64-451)
③RX-7 FC3S/FC3C_センターコンソール・スイッチパネル(FB01-64-451)
また、これに合わせて純正以外の好きなスイッチだけを配置できるように、
フラットパネルを用意しました。
④RX-7 FC3S/FC3C_センターコンソール・フラットパネル
このうちの1つ、FB03-64-451の3Dプリント品を取り上げたいと思います。
このパネルは、ドアミラー・リモコンスイッチとフォグ等のスイッチ、
コインホルダーが付いたものです。
純正から採寸していますので、純正を限りなく再現しております。

裏側についても、純正で存在している固定用のリブ等も再現してあります。

3Dプリントは、純正のような樹脂成型と違い、金型を必要としませんので、
純正では型抜き用のテーパーが各所についていますが、
3Dプリント品にはテーパーは付けてありません。
不用意に純正のようにテーパーを付けてしまうと、造形上の限界厚さを超えてしまい、
逆に再現度が低くなってしまう場合が出てきます。
また、純正のテーパーはわずかに付けてあるだけなので、
再現せずとも機能的には問題がない場合がほとんどです。
純正では劣化してくると折れやすかった固定用の爪については、
3Dプリントでは、柔軟性を持つナイロン系の材質を使用することで、
純正の爪を再現しても折れないようになっています。




スイッチを取り付ける取付穴も純正の寸法を再現してありますので、
こちらも問題なく取付できます。


ただし、唯一の欠点はナイロン系の3DプリントがMJFという造形方法に
依存しているため、表面にざらつきが残ることです。
厚みがある造形であれば、バレル研磨をすることで表面のざらつきを
抑えることができますが、今回のような壁厚が薄い造形の場合は、
バレル研磨時に折れてしまうことがありますので、
3Dプリント品は研磨無しになっています。
センターコンソールへの取付の際は、固定用の爪にシリコングリスを塗布して、
潤滑性を上げてやると取り外しの際にスムーズに取り外せます。
※取付は爪の角度が鋭角なので、シリコングリスが無くても良いのですが、
取り外しは爪の角度が鈍角なため、ざらつきが抵抗となってしまいます。
また、爪の表面を少しやすりで均してあげることでも、
取付・取外しで苦労しないと思います。
このパネル以外のフラットパネルを含めたすべてのパネルが、
同様の構造になっており、純正と違和感なく取付できます。
表面のざらつきが気になる方は、耐水ペーパーなどでサンディングすると良いでしょう。
また、関連する部品として、下記も販売しています。
⑤RX-7 FC3S/FC3C_カバー・ホール(B001-55-225A)互換部品
⑤のカバー・ホールは純正の無地と異なり、RX-7の彫り込みを入れてあります。
ただし、純正とは異なるフォントになっています。(純正はメーカーに意匠があるため。)
⑥は、汎用のトヨタ系スイッチが付けられるように、寸法変換したものです。
汎用のスイッチは高さがありますので、どうしてもパネルから飛び出してしまうのは
避けられませんが、なるべく高さを抑えてあります。
どの製品についても、ナイロン系の材質の中でも、吸湿しにくい素材ですから、
長く使用できると思います。
